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zoom RSS 〜我々の指標を考える〜

<<   作成日時 : 2006/04/24 23:23   >>

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赤谷典夫氏
(有)赤谷建築設計事務所

 環境、エネルギー、食料、・・この先好ましい展開を期待するには心が重い。
 「適切な評価はもたらされる悲惨な結果より常に遅れて来る」。 悪いことにテクノロジーの結果を修正せざるを得ないときのリバースエンジニアリングには、其のほとんどの場合、更に高い技術と対価が要求される。可逆性の困難な物性の製品製造と、エネルギーの垂れ流しの結果として、環境破壊では「人類は地球の皮膚癌」の言葉に反論できないでいる。

〜我々の指標を考える〜
●エネルギー対価
 これまで我々は、エネルギー落差に経済活動を見出し地球を回しつづけた。
 経済は、エネルギー対価で成立し、売価3千万円の住宅は、その額の相当な割合のエネルギー対価をわずかの工期中に建材や輸送エネルギーとして消費し、更に建て主はその後の快適性確保のために更なる対価を払いつづける。我々の経済活動は実はエネルギー収支活動と見なせる。小さなエネルギー落差で大きな利潤を手にするものが勝者。
●ワールド、グローバル単位
 経済指標やスタンダードがなぜ、グローバルやワールド単位でなければならないのか、消費者と言う心地よい言葉と、双方向性を持たない生産供給システムは多くの分野に倫理の欠落をもたらした。
 我々が持つべきスタンダードとは何か、地域の独自性は地域の標準指標を持つことから始まるのではないか。
 個性のあるさまざまな地域社会が標準指標としてワールド単位を使用する必要はない。ローカルスタンダードが標準指標であるべきであり、グローバルと比較するときは、むしろそちら側の大域指標に所要のファクターを乗じて比較すべきであろう。そうしないと我々の持っている独自性や属性基準を曖昧にしてしまい、本質的な豊かさや、独自性に根ざした基本特性を、正しく評価しないで見逃してしまう恐れがある。
●「派生する独自の文化」
 エネルギーを他に依存せずに地域を完結させることが出来れば、やがてその独自性が文化を派生することも起こるであろう。むしろ、古い地域文化は緩やかな外部との接合がありながらその閉塞されたエネルギーから派生したものであろう。理想はすべての分野が閉塞サイクルで完結できることである。地産地消は完全閉塞サイクルとして機能するのが理想、全てが可逆サイクルであれば完璧である。
●ローカルスタンダードを目指して
 我々は、どのような属性を確認できるのか。
 気候風土、自然環境、経済環境、地域気質など、必要なのは、我々の持つ属性の共通認識である。その中で独自に確立することが可能な社会要素は無いのか、十分検討すべきであろう。確立できる独自の要素に新たなビジネスがあり、生活がそして文化の創造があってほしいものである。その属性集合が地域特性を表現するものであろうし、ローカルスタンダードの指標原点は、このような共通認識で定められるべきであろう。

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