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zoom RSS  『建設業で本当にあった心温まる物語』

<<   作成日時 : 2015/06/18 08:17   >>

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  『建設業で本当にあった心温まる物語』は、建設業従事者、建設業と関わりのあった方より実話に基づく『心温まる物語』を収集し、厳選してまとめた本。
 思わずホロッとくる話が詰まっている。

「父が残る場所」
 私の父は左官屋でした。子供のころは、父が職人であることを恥ずかしく思った時期もありました。ただ、なんとなくそう思っていました。近所に出かけても、市外に出かけても父は必ず「この家の壁はお父さんが塗ったんだ」とか「ここの玄関のタイルはお父さんが貼ったんだぞ」と得意気に言っていました。その頃は「ふーん」とあまり気に留めていませんでした。
 しかし自分が働くようになり気のついたことがありました。それは自分のしてきた仕事が形になって残るということです。そんな職種はほかにはあまりありません。何年、何十年たっても変わらず自分が手がけたものがそこにあるのです。うらやましい限りです。
 そんな左官屋の父も、もういません。しかし実家に帰ると父が自分でデザインし貼ったタイル張りのお風呂が待っています。父の自信作のお風呂場はいない父を感じられる場所でもあります。
 そんな場所があるということは、職人の家族の特権だと自負しています。

「思いやりの交通誘導」
 道路工事で通行止めをし、交通誘導していた時の話しです。
 朝九時にバリケードと看板を設置し、通行止めをしていた時、通行止めを知らない一般車両が来て運転席から「通らせろ」「なんで通れないんだー」「バカヤロー」と言われました。
 通交規制を解除した時も「バカヤロー」と言われました。
 次の日から、一台ずつ通行止めの内容、解除までの時間、迂回路について説明してまわりました。
 多い時は一回の規制で三〇台、三〇人の人に説明しました。
 これが一日四回もありました。毎日毎日同じように繰り返し行いました。
 数日して通行する車や人が毎回同じであることに気づき始めました。
 その頃から、「もう説明しなくていいぞ」とか、「おはよう」「ご苦労様」と言われるようになって、日常会話が出るようになりました。
 飲み物、食べ物をもらうようになり、声を掛けてくれるようにもなりました。
 第三者に迷惑を掛けているにもかかわらず、挨拶されたり「がんばって」と言われ戸惑いながら徐々に気持ちが高まってきました。
 名前も顔も知らない人からよくされると、こんなに気分がよいものかとはじめて知ることができました。
 道路の工事は大変ですが、悪いことばかりでなく、感動することもあるのだと実感しました。

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