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zoom RSS 林真理子氏講演会・テーマは「私の小説作法」

<<   作成日時 : 2006/07/20 16:49   >>

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 東北公益文科大学後援会が主催する作家、林真理子氏の講演会が19日(水)、同大学多目的ホールで開催された。テーマは「私の小説作法」
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 作家に男女差別はない。本当に実力だけの世界で、私たち女性作家は今伸び伸びと楽しく仕事ができる。むしろ女性であることが得な世界ではないかと思っている。小説やエッセイの分野では女性の感性は歓迎され、デビューもし易い。私は「小説を書くということは、自分の天職だと最近しみじみ思う」と述べた。更に、林さんは、友人との会話などをヒントに小説やエッセーの構想を組み立てるといい、「最初は書くのがいやでたまらないが、1時間ぐらいかかって乗ってくると、小説の場面が映画の様に目に浮かんだり、登場人物が会話したり、一種のトランス状態になる」と明かした。林さんは、小説は友人・知人など日常のヒトコマを観察して、そこから物語を妄想していく作業の繰り返しだと−述べている。
 また、女性にはある種、露悪的なところがあり、男性にはかなわない強さ、失うものが少ない強みというようなものがある。男性がたじろぐようなことも平気で書けるというような図太さも女性の特質で、こういうものを武器に私たちは出版界で伸び伸びと活躍できる。直木賞をはじめ選考委員、理事などをやっているが、おそらく私のレベルで男性だったらなれないだろうと思う。そういう意味でも女性であって得だなと思っている。
 また、女学校の時『赤い鳥』で最優秀賞を取って鈴木三重吉に絶賛された母のことを少し話し、「本を読む女」を林さん自身がすごく大切に思っている小説とのこと。文学少女だった母親が「赤い鳥」という当時有名だった本に投稿して載った際に、 山梨新聞に「第2の樋口一葉現れる」と書かれ、母親の影響をすごく受けた−と述べた。最後に、林さんは、3〜4年後までスケジュールが詰まっており、締め切りに追われてつらい日々が続くが、いろいろな女の人を書いて、うまく皆さんの心に届いた時は本当にうれしい。いつか、言葉の1つ1つが響きと魂を持っているような本を書きたいと思っている。と述べている。

 林さんの講演は理路整然として淀みなく1時間、溢れんばかりの満員の聴衆を釘付けにした。

 隣で話している学院生を代弁すると、林さんの小説には、ヒガミ、ネタミなどがたくさん出てくる。そんな感情を言葉にすると下品だけれど林さんは包み隠さず物語にする。悪役っぽいけれど、それが逆に妙にカッコイイ。・・・・

 林真理子(はやし まりこ、1954年4月1日 )は、山梨県出身の女性小説家、エッセイスト。本名は、東郷真理子(とうごう まりこ)。
 山梨県立日川高等学校、日本大学芸術学部文芸学科を卒業し、糸井重里の助手としてコピーライターを、しかし、花咲かず。1982年にエッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」を発表してベストセラーとなり、作家としてデビューした。1985年に発表した「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。その後も第32回吉川英治文学賞を受賞した「みんなの秘密」、第8回柴田錬三郎賞を受賞した「白蓮れんれん」など、主に女性の生き方を書いた小説やエッセイを発表している。現在は直木賞の選考委員に就任。
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