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<<   作成日時 : 2006/07/07 09:24   >>

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山王商店街振興組合

山王商店街振興組合の「まちづくり協定」
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 山王商店街振興組合(理事長・三浦新氏)では、早稲田大学建築学科佐藤滋研究室、鶴岡市建設部都市計画課、県建築士会鶴岡田川支部まちづくり委員会と協力して、長年懸案となってきた街路事業の事業化促進を目的に「鶴岡山王商店街まちづくり提言」を作成、平成15年6月に鶴岡市長に提出。さらに、提言に基づく具体的な取り組みとして、新たに「まちづくり委員会」を発足、「まちづくり協定」の策定を進めてきた。
 まちづくり協定とは、商店街全体での取り組みやまちなみづくりに関して、主に商店街振興組合の組合員や沿道の事業者や住民、地権者の間で自主的に取り決めるルール。山王商店街が、今後も鶴岡市の中心市街地になんとしても生き残り、商店街としての連なりを維持、発展させるために、街路事業の公共投資に対して、商店街としての自己投資の方向性を示すもの。協定締結範囲は約400bで、締結軒数は55軒(17年10月現在)となっている。
 協定の策定にあたっては、組合員の協力のもと、協定を拠り所にして今後取り組むべきことを締結前に並行して実験し、締結後も協定が実効性を持ち、円滑な運用・活用が行えるよう努めてきた。ナイトバザールでのお宝探しゲームや、山王紹介ブックレットの企画、協定に基づく個店計画の実践、その他今後の行動計画の企画など。また、平成17年3月には、「シンポジウム〜山王商店街まちづくり宣言〜」を商店街が主催して開催。
 そうした実績が評価され、今年に入り、道路整備事業と店舗改善や拠点整備などの総合的な商店街再生事業が進められようとしている。鶴岡市の都市計画課および商工課では、山王まちづくりに関する市の基本方針案と整備事業メニューをまとめた素案を提案。道路整備事業に加え、まちづくり協定に基づくまちなみ・店舗改修、既存空地や空き店舗などを活用したまちの拠点整備、公共駐車場を総合的に整備する提案である。委員会として、基本的に事業を進める方向で今後検討を進めることにしている。
 「山王まちづくり協定」は、次の2つ特徴がある。1つは商店の連なりや店の集まっている強みを発揮していくことを目指した検討の結果、商店街全体としての「まちなみ景観」と「商いの仕方」の両方についてルールを設けたこと。2つ目は時代やお客様のニーズに合わせて、商店街を常に改善する試みを継続させるため、参考資料や商店街のこれまでや今後の取り組みを蓄積し、常に参照できるようにするバインダー形式の「まちづくり協定の資料集」をつくったこと。
 さらに、まちづくり相談会は、協定者が建築物の新築、増改築または改修等を行う場合、山王まちづくり相談所に相談。その際、相談所は必要に応じて、まちづくり相談会を行い、必要と認める場合には、相談所の構成員以外の者に対して出席を要請し、その意見を聞きくことにしている。相談所は、協定を締結した人からの代表者と専門家により構成。専門家としては、建築関係の専門家や協定の運用についての学識経験者などを想定している。
 先ず第1段階では、まちづくり協定について説明、建築主の計画意向を確認。第2段階では、協定理念や10ヵ条に基づく助言、建築主と設計者の協力の下、具体的計画内容についてのアイデアを相談。第3段階では、設計図面に基づいて、協定内容が遵守されているかを確認する。
 具体的に見ると、第1段階の計画の発意時期は、まちづくり協定について説明を行い、建物の建替え、新築や増改築、改修に際して配慮して欲しい事柄を確認。また、建築主から計画の意向等について説明。第2段階の基本設計の開始時期は、建築主と設計者の協力の下、「通り沿いの景観」「他店との連携」「お客様に配慮した商店・商店街」「地区の住環境」などについて、まちづくり協定や参考事例に基づき、具体的なアイデアを相談する。第3段階の基本設計の終了時期は、基本設計図を用いて、計画内容がが山王まちづくり協定を遵守しているかを確認する。
 その他、駐車場の場所や作り方に配慮し、車で来るすべての人にとっての利便性を高める。具体的には、店先に駐車場を設けることを禁止。そうすることで、歩道を歩く人の安全を確保し、また、店の連なるまちなみをつくり出す。店先のつくり方を工夫し、楽しく演出。また、商店と住居の入り口を分けたり、商店部分のみの建て替えが可能なように住居部分と別構造にしておくなどが考えられている。さらに、夜でも安全に、楽しくウィンドウショッピングの出来る商店街を目指し、店先照明、足下灯を各商店ごとに設置するなどして、夜間でも明るく安全なまちなみを演出。など。

 今後、鶴岡市による都市計画道路が整備される事になる訳だが、足かせとなるのか、ならないのか、まちづくり協定とのバランスで、締結軒数55軒の足並みに注目したい。

佐藤滋氏経歴
1973年、早稲田大学理工学部建築学科卒業、都市計画・戸沼幸市研究室の第1期生として、都市計画・まちづくりの調査,研究に踏み出した。埼玉県南防災まちづくり計画策定,「あづましい未来の津軽」地域開発構想(1983年都市計画学会石川賞受賞,代表・戸沼幸市)などに関わる。その後84年より,佐藤滋研究室を構え,東京のまちの解読とまちづくり研究,同潤会研究,城下町都市研究,新町家型住環境整備の研究などを進める一方,最上エコポリス構想策定(1991-93年),浦和まちなか再生計画つくり(1992-98年),鶴岡市城下町都市デザイン(1995年-),二本松竹根地区町並み整備(1999年-)などを地元とのパートナーシップの体制の元で進めている。

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