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zoom RSS 古の道『六十里越街道』

<<   作成日時 : 2005/11/14 16:57   >>

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古の道『六十里越街道』で地域づくり
出羽三山の歴史的文化資産と一体的で
世界遺産の熊野古道と並ぶ代表的な参詣道

 内陸と庄内を結ぶ旧街道「六十里越街道」が近年、県内外のトレッキングファンなどから脚光を浴びている。最近は、全国で中高年層を中心にトレッキングブームが起き、注目度も増し、昨年度はトレッキングに600人が参加、2000人以上のファンがこの六十里越街道を歩いた。また、同街道は世界遺産に登録された熊野古道(和歌山県)と並ぶ代表的な参詣道で、出羽三山の世界遺産登録を目指す。

 六十里越街道は、古代から明治30年代まで物流の道、軍道(戦国時代・戊辰の役)、出羽三山信仰の道として利用され、中央文化の接触する街道として最上川と共に県を形成するにあたり大きな役割を果たして来た重要な街道である。
 古代から明治30年代まで利用されていた内陸の庄内と西川町を結ぶ六十里越街道の内、核心部である西川町砂子関から朝日村笹小屋跡までの間は薮に埋もれ存在すら分からない状態であった。そのため、埋もれた歴史的文化資産を利活用し西川町志津及び朝日村田麦俣等の地域づくり支援するため復元整備を行っている。復元整備では、街道の調査研究・測量・刈払い、イベント『六十里越街道を歩く』の企画指導、出羽三山供養塔、石畳等の発掘整備、街道の案内及び案内人の養成、普及啓もうのための講演などである。

 薮に覆われた街道を平成9〜10年度の2ヶ月間残雪期及び落葉期に踏査し、西川町砂子関から朝日村笹小屋跡まで約14`bをコンパス測量。また、街道沿いにある出羽三山供養塔や追分石など調査。.関係町村及び志津等に調査の成果報告と街道のトレッキングについて懇談した。更に、.広く県民の理解を得るため公共及び大学の図書館等に調査報告書(山形県歴史の道『六十里越街道』を探る〜地域づくりのために〜)を寄贈。普及啓もうの促進を図るため、地域に影響力のある歴史・民俗研究家や関係町村の生涯学習担当職員等を現地案内し理解に努め、イベント主催者の旅館経営者、県立自然博物園、NPO法人エコプロ、アルゴテア研究会等を事前に現地案内し、街道イベントの可能性及び留意点等について検討。街道沿いの埋もれた供養塔等の倒状整備や石畳の発掘などの活動を続けている。

 県自然博物園や旅館等が主催する「六十里越街道を歩く」イベントは、平成12年の試行から年々増加し、平成15年には16回開催。朝日村商工会が六十里越街道の観光開発を目的として平成14年に「アルゴディア研究会」が発足。朝日村に街道を案内する「山船頭人協会」が平成15年に設立された。同会の調査活動が契機となり「六十里越街道手帳」(解説書)及び「六十里越街道ウォーキングマップ」がアルゴディア研究会から平成14年に発行。登山地図の定番シリーズとして愛読されている山と高原地図「鳥海山・月山」(昭文社平成14年版)や「東北の峠歩き」(無明舎平成16年4月発行)に復元整備されたルートが記載され発売されている。

山形県において街道整備等のため平成14年度から事業化がなされ、財団法人東日本鉄道文化財団から平成16年度に街道整備の支援が決定。街道の刈払い整備については、イベント主催者が自主的に実施するようになった。
 地域資源として全国的名声の高い月山の夏スキー客や出羽三山信仰者の宿泊減に対応する方策が見つからない中、古の街道に県内はもちろん仙台、関東圏から訪れてくれることを経験した。また、四季折々の山菜・キノコ等の食文化と四季の変化を味わう等地域の特性や魅力をアピールし、リピーターを増やすための論議を重ねることによって旅館等の認識が少しづつ変化、ブナ自然林の中にあるこの街道を整備保存することは、世界遺産に匹敵する出羽三山の歴史的文化資産と一体的なものと認識されてきた。

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